ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版の感想
ルパン三世 カリオストロの城といえば現在ジブリに所属のの宮崎駿氏の長編映画としては初となる監督をつとめた話題作ですよね。
そのデジタルリマスター版をようやく見る事ができました。
いやー、何度見てもわくわくドキドキできますね。
なんといってもキャラ設定の緻密さにはいつも感心させられます。
カリオストロ伯爵やクラリスなんて、何十年たった今でも顔を覚えていましたもんnね。
ストーリー展開が秀逸なのはもちろん、カーアクションの迫力には圧倒されっぱなしでしたね。
フィアットが小さいという事もあるんでしょうけど、ドキドキ感で手に汗握りましたね。
ルパンの良いところはアクションだけでなく、笑えるシーンも数多くあるとこですね。ルパンと次元がパスタを取り合うところなんか、「子供か」と心の中で突っ込んでしまいました。
そしてこの映画には数多くの名シーンがありますが、その中でも個人的に郡を抜いて心に響いたのが、「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」という名台詞。
名シーンとは書きましたが、はっきりいって、無駄なシーンなどひとつも無く、全てが名シーンと言えちゃいますけどね。
そんな超大作の今作品を実に3年もの月日をかけてデジタルリマスター化したのがこの映画作品だったのです。
3年ですよ!3年。一度作った作品に対して、画質、音質の向上に究極の技術と情熱をこの期間に注いだんです。気合が違います。
妥協して適当に処理して、『画質が圧倒的に向上した』と煽ってもそれなりに集客は可能だったと思います。
しかし、それを良しとせず、名作にリスペクト、敬意を表して妥協を許さぬ職人魂をみせつけてくれました。
ほとんど気にならない細かな汚れやゴミを除去し、面倒かつ繊細な手作業も加わっています。ルパン愛が無ければやってられない状況だったでしょう。
その徹底ぶりはアッパレという他ありません。 画質だけではありません。音質に関しても微細なノイズまで取り除いて、ド迫力サウンドの5.1chサラウンドに対応するべく再収録にいたりました。
新たな取り卸しこそありませんが、この映画は以前のルパン三世 カリオストロの城を可能な限り再現したのではなく、再現以上の作品としてよみがえったといっても過言ではありません。
映画が終わった後、私は放心状態に陥りました。
そして、しばらく経ったらもう一度見ようと強く決心いたしました。
音楽のパートごとに曲をかみしめるがごとく、何度でも色んな角度で見たいと考えたからです。
しかし、映画館に何度も足を運ぶのには限界があります。
そんな時に入ってきた朗報がルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版のブルーレイ発売の報。 これで何度もあの名作を楽しめる。。。。と思った私は早速予約をしました。
8月6日の発売日が楽しみです。
そして私は総計何回見てしまうんだろうと今から不安です。
ともにその気持ちを共感してくれる方はルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版のブルーレイを一緒に楽しみましょう。
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